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不動産マーケティングとは?仲介会社向け施策一覧と戦略の立て方

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目次

「反響は増えたのに成約が伸びない」「ポータルの掲載費が年々上がって利益を圧迫している」——こうした悩みを抱える仲介会社は少なくありません。

不動産マーケティングとは、集客・反響対応・追客・成約までの全体プロセスを設計し、限られたリソースで成果を最大化する取り組みです。「集客さえ増やせばいい」という考え方だけでは、反響の取りこぼしやポータル依存から抜け出せません。

本記事では、仲介会社の経営者・営業マネージャー向けに、マーケティング施策の全体像と選び方、そして競合記事では触れられていない「KPI設計」「予算配分」「優先順位の決め方」まで解説します。各施策の詳細は不動産集客の方法と成功のコツで、反響後の対応プロセスは反響営業の全プロセスと成功のコツで詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

「反響は増えたのに成約が伸びない」原因は、集客後の追客・接客プロセスにあるケースが大半です。Faciloは反響後の顧客対応を仕組み化し、取りこぼしを防ぎます。
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不動産マーケティングとは?仲介会社にとっての意味と全体像

不動産マーケティングとは、仲介会社が反響を集め、対応し、成約までつなげる一連の仕組みを設計することです。集客だけでなく、反響対応・追客を含めた全体最適が成果を左右します。

不動産マーケティングの定義──「集客」だけではない全体設計

マーケティングというと「どうやって反響を増やすか」をイメージする方が多いかもしれません。しかし仲介会社にとってのマーケティングは、「誰に・何を・どう届けるか」の設計全体を指します。

具体的には、以下の4つのステップを一貫して設計することがマーケティングの本質です。

  1. 集客: ポータル・SEO・広告・SNS等で反響を獲得する
  2. 反響対応: 問い合わせに対して素早く・的確に初回対応する
  3. 追客: すぐに決めない顧客と継続的に接点を持つ
  4. 成約: 商談・提案・クロージングで成約に導く

「集客さえ増やせばいい」と考えて広告費を増やしても、反響対応が遅ければ商談化率は上がりません。逆に、反響数が少なくても対応と追客の質が高ければ、成約数は十分に伸ばせます。この全体のバランスを設計するのが、仲介会社のマーケティングです。

仲介会社のマーケティング全体フロー

全体フローを図で整理すると、各ステップの役割とよくあるボトルネックが見えてきます。

集客反響対応追客成約

  • 集客のボトルネック: ポータル依存で費用が膨らむ、自社HPからの流入がゼロに近い
  • 反響対応のボトルネック: 初回対応が翌日以降になり、他社に先を越される
  • 追客のボトルネック: 「今すぐではない」顧客を放置し、検討再開時に連絡が来ない
  • 成約のボトルネック: 商談数は足りているのに提案の質が低く、成約率が伸びない

自社のボトルネックがどこにあるかを特定することが、マーケティング戦略の出発点です。

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売買仲介・賃貸仲介・売却仲介で異なる重点

業態によってマーケティングの力点は大きく変わります。自社の主力業態に合わせて、どのステップに注力すべきかを判断してください。

項目売買(購入)仲介賃貸仲介売却仲介
重視ポイント追客・物件提案の質初回対応のスピード売主との信頼構築
検討期間3ヶ月〜1年以上1週間〜1ヶ月1〜6ヶ月
主な集客チャネルポータル・SEOポータル・MEO一括査定・チラシ・SEO
追客の重み非常に高い低い(即決が多い)高い(媒介契約まで)

仲介会社のマーケティング施策一覧と選び方

仲介会社のWeb集客・ネット集客施策は、ポータルサイト・SEO・リスティング広告・MEO・SNS・オフラインの6種類。費用は月0〜50万円、成果が出るまでの期間は即日〜1年と施策ごとに異なる。自社の予算・人員・業態に合った施策を選ぶことが最優先。

すべてを同時に始める必要はありません。以下で各施策の特徴と判断材料を整理します。

ポータルサイト(SUUMO・HOME'S等)

即効性が高く、多くの仲介会社にとって集客の中心です。掲載すればすぐに反響が来る反面、費用が高く、ポータルに依存し続けるリスクがあります。

  • 費用帯: 月5〜50万円(エリア・掲載量による)
  • 向いている会社: 開業直後で認知がない会社、まず反響数を安定させたい会社
  • 反響数の目安: 月10〜50件
  • 始め方: エリアと物件種別を絞って最小プランから掲載。物件写真の枚数を増やし、コメントを物件ごとに書き分けるだけで反響率は変わります
  • よくある失敗: 掲載だけして物件情報を放置。写真なし・コメントが定型文のままでは、掲載費をかけても反響は伸びません

各施策の詳しい始め方・運用方法は不動産集客の方法と成功のコツで解説しています。

SEO・コンテンツマーケティング

中長期で自社の集客資産になるチャネルです。効果が出るまでに半年〜1年かかりますが、軌道に乗ればポータルに頼らない集客基盤が手に入ります。

  • 費用帯: 内製なら人件費のみ、外注なら月10〜50万円
  • 向いている会社: 中長期で自社の集客基盤を作りたい会社
  • 反響数の目安: 6ヶ月後に月5〜20件(記事の質と更新頻度による)
  • 始め方: まず自社HPの「エリア名×物件種別」ページを整備し、次にブログで顧客の悩みに答える記事を月2〜4本公開
  • よくある失敗: 3ヶ月で「効果が出ない」と止めてしまう。SEOは最低半年の投資期間が必要です

リスティング広告・ディスプレイ広告

「今すぐ探している」層にピンポイントでリーチできる施策です。費用対効果の管理がしやすく、予算に応じて柔軟にコントロールできます。

  • 費用帯: 月5〜30万円(クリック単価100〜500円程度)
  • 向いている会社: 特定エリア・物件種別に強みがある会社
  • 反響数の目安: 月5〜30件(予算・エリアによる)
  • 始め方: Google広告で「エリア名+不動産」等のキーワードから小予算でテスト。反響単価を見ながらキーワードを調整
  • よくある失敗: キーワードを広げすぎて予算が分散し、どのキーワードが効いているか不明になる

MEO(Googleビジネスプロフィール)

無料で始められ、地域密着型の仲介会社と相性が良い施策です。口コミが集まると「○○エリア 不動産」の検索で上位表示され、指名検索にもつながります。

  • 費用帯: 無料(運用の手間は必要)
  • 向いている会社: 店舗型の仲介会社全般。特に地域1番店を目指す会社
  • 反響数の目安: 月3〜15件(口コミ数と評価による)
  • 始め方: Googleビジネスプロフィールに登録し、写真・営業時間・サービス内容を充実させる。成約後のお客様に口コミを依頼
  • よくある失敗: 登録だけして放置。口コミへの返信なし、写真の更新なしでは効果が出ません

SNS(Instagram・YouTube・LINE公式)

認知拡大と指名検索の起点になる施策です。直接の反響獲得よりも、「この会社知ってる」という状態を作るのが狙いです。

  • 費用帯: 無料〜月5万円(広告出稿する場合は別途)
  • 向いている会社: 担当者の顔が見える営業スタイルの会社、物件写真・動画に強みがある会社
  • 反響数の目安: 直接反響は月1〜5件。間接効果(指名検索の増加)が主な価値
  • 始め方: InstagramかLINE公式のどちらかに絞って週2〜3回投稿。物件情報だけでなく、エリア情報や暮らしの豆知識も交える
  • よくある失敗: 全SNSを同時に始めて更新頻度が保てなくなる。1つに絞って継続するのが鉄則

オフライン施策(チラシ・看板・セミナー・イベント)

デジタルでは届かない層にリーチする施策です。特に売却相談会などのセミナー・イベントは、「相談しやすさ」を訴求でき、売却案件の獲得に有効です。

  • 費用帯: チラシ月3〜10万円、セミナー1回5〜15万円
  • 向いている会社: 売却仲介に注力している会社、地域イベントに参加できる余力がある会社
  • 反響数の目安: セミナー1回あたり参加3〜10名、うち商談化1〜3件
  • 始め方: 売却相談会(無料セミナー)を月1回開催。地域の公民館やカフェを会場に、「相続×売却」等テーマを絞って告知
  • よくある失敗: 集客をチラシだけに頼る。Web告知やLINE公式と組み合わせないと参加者が集まりません

チャネル別特徴の比較表

6つの施策を横並びで比較します。すべてを同時にやる必要はありません。自社の予算・人員・業態に合う施策を1〜2つ選ぶことから始めてください。

施策初期投資額運用工数(週)成果までの期間反響数目安(月)向いている業態
ポータルサイト月5〜50万円3〜5時間即日〜1ヶ月10〜50件全業態
SEO・コンテンツ0〜50万円5〜10時間6ヶ月〜1年5〜20件売買・売却
リスティング広告月5〜30万円2〜3時間1週間〜1ヶ月5〜30件売買・売却
MEO無料1〜2時間3〜6ヶ月3〜15件全業態(店舗型)
SNS無料〜5万円3〜5時間3〜6ヶ月1〜5件売買・賃貸
オフライン3〜15万円/回5〜10時間即日3〜10件/回売却

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マーケティング戦略の立て方──KPI設計と予算配分

不動産マーケティング戦略の基本は、成約数から逆算したKPI設計と予算配分。月3件成約なら商談15件・反響50件が目安。予算別のチャネル配分は月10万円ならポータル+リスティング、月30万円でSEO着手、月100万円で全チャネル運用が現実的。

施策を選ぶ前に、まず「何をどこまで達成するか」を数字で決めることが重要です。

マーケティングKPIツリーの作り方

「反響が増えたのに成約が伸びない」という場合、ボトルネックは反響数ではなく、商談化率や成約率にあることが多いです。成約数から逆算してKPIを設計しましょう。

【逆算の例】月3件の成約を目標にする場合

  • 成約3件 ← 商談15件(成約率20%)← 反響50件(商談化率30%)

この場合、「反響50件」がマーケティングのKPIになります。しかし、もし反響は50件あるのに商談が10件しかなければ、問題は集客ではなく反響対応にあるとわかります。

KPIツリーを作ることで、「集客を増やすべきか」「反響対応を改善すべきか」「成約率を上げるべきか」の判断が数字でできるようになります。反響数だけを追いかけていると、成約につながらない反響にリソースを割き続けるリスクがあります。

チャネル別の予算配分モデル

予算規模別に、現実的なチャネル配分の例を紹介します。

月10万円の場合(まず反響を安定させる)

  • ポータル最小掲載: 7万円
  • リスティング広告: 3万円
  • MEO: 無料(自社運用)
  • → 期待反響: 月15〜25件

月30万円の場合(チャネルを分散する)

  • ポータル: 15万円
  • リスティング広告: 8万円
  • SEO外注: 5万円
  • SNS広告: 2万円
  • → 期待反響: 月30〜60件

月100万円の場合(組織的に運用する)

  • ポータル: 30万円
  • リスティング広告: 20万円
  • SEO・コンテンツ外注: 30万円
  • SNS広告: 10万円
  • MA・ツール: 10万円
  • → 期待反響: 月80〜150件

ポイントは、予算が増えてもポータルの比率を下げていくことです。月10万円ではポータル70%ですが、月100万円では30%に抑え、SEOやコンテンツなど自社の集客資産に投資を振り分けています。

施策の優先順位の決め方──「まず1つ、3ヶ月継続」

一度に複数の施策を始めると、何が効いているか判断できなくなります。施策の優先順位は、以下の3つの基準で判断してください。

  1. 自社の強み: 物件写真に自信があるならSNS、地域密着ならMEO、コンテンツが作れるならSEO
  2. ターゲットの行動: 購入検討者はポータルとGoogle検索、売却検討者はチラシと一括査定
  3. 予算と人員: 月10万円・1人なら「ポータル+MEO」、月30万円・2人なら「ポータル+リスティング+SEO着手」

まず1つ選んで3ヶ月やり切る。数字を見て効果を判断してから、次の施策を追加する。これが仲介会社のマーケティングで最も大切な鉄則です。

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集客で終わらない──反響後のマーケティングプロセス

反響後の対応・追客が成約率を左右する。初回対応は当日中が目安で、温度感別に高温(週2〜3回)・中温(週1回)・低温(月1回)と接触頻度を分ける。仕組み化する業務と人が判断する業務を分け、温度感が上がった顧客を営業に引き渡す基準を決めておくことが重要。

集客した後の反響対応・追客こそがマーケティングの本番です。反響を集めても、対応が遅い・追客がないという状態では、広告費を無駄にしているのと同じです。

反響対応の初動スピードが成約率を決める

反響後の対応スピードは、商談化率に直結します。特に売買仲介では、顧客が複数社に同時に問い合わせるケースが一般的です。営業時間内であれば当日中、遅くとも翌日には初回対応を完了させましょう。

初回対応の基本フロー:

  1. 電話(不在なら次のステップへ)
  2. お礼メール+物件提案(問い合わせ内容に合わせた物件を1〜3件)
  3. マイページ案内(継続的な物件閲覧の導線を作る)
  4. 翌日フォロー電話(メールだけでは埋もれるため)

「30分以内に電話」といった理想論ではなく、当日中に確実に対応する体制を整えることが現実的な第一歩です。

初回対応から追客・成約までの詳しいプロセスは反響営業の全プロセスと成功のコツで解説しています。

温度感別の追客設計──全員に同じ対応をしない

すべての反響に同じ対応をするのは非効率です。顧客の温度感を見極めて、対応の頻度と手段を変えましょう。

温度感判定基準接触頻度主な手段ゴール
高温内覧希望あり・「いつ見られますか」等の具体的な発言・週3回以上閲覧週2〜3回電話・物件提案内覧→商談
中温複数物件を閲覧中・条件がまだ広い・「情報収集中です」週1回メール・LINE条件の具体化
低温1回問い合わせたのみ・その後のアクションなし月1回メルマガ・LINE接点の維持

判定のポイントは、問い合わせ内容の具体性閲覧頻度です。マイページへのログイン状況や物件の閲覧回数を見ることで、顧客がどの段階にいるかを把握できます。

マーケと営業の役割分担──どこでバトンを渡すか

仲介会社の規模によっては、マーケ担当と営業担当が同一人物かもしれません。それでも「仕組み化する業務」と「人が判断する業務」を分けて考えることが重要です。

  • 仕組み化する業務(マーケの役割): 反響の受付・初回対応メールの自動送信・ステップメールによる追客・新着物件の自動通知
  • 人が判断する業務(営業の役割): 商談・物件案内・価格交渉・クロージング

バトンを渡す基準は明確にしておきましょう。「内覧希望が出た」「予算と条件が確定した」など、温度感が上がったタイミングで営業に引き渡すルールを決めておくと、対応漏れを防げます。

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不動産マーケティングの失敗パターンと対策

仲介会社でよくある失敗は、ポータル全予算集中・施策の乱立・集客数偏重・追客放置の4パターン。対策はポータル予算の20〜30%を自社チャネルに振り分け、1〜2施策に絞り、反響→商談→成約の転換率を可視化し、追客の仕組みを構築すること。

「あるある」な失敗パターンを先に知っておくことで、同じ轍を踏まずに済みます。

ポータルに全予算を集中してしまう

問題: ポータルサイトは即効性がある反面、掲載費が年々上がっています。全予算をポータルに集中すると、費用が利益を圧迫するだけでなく、自社の集客資産が一切育ちません。ポータルの掲載条件が変われば、反響数が一気にゼロになるリスクもあります。

対策: ポータル予算の20〜30%を、自社HP・SEO・MEOに振り分けてください。半年〜1年かけて自社チャネルの反響比率を高めていくことで、ポータル依存度を段階的に下げられます。

施策を増やしすぎて効果測定ができない

問題: 「SEOもSNSも広告もやらなきゃ」と一度に始めた結果、何が効いているかわからない状態に陥ります。どの施策も中途半端で、成果が出る前にリソースが尽きるケースが非常に多いです。

対策: 施策ごとに「反響数」「商談化率」「成約数」を追える仕組みを先に作りましょう。最初は1〜2施策に絞り、3ヶ月ごとに数字を振り返って次の施策を判断するのが堅実です。

集客数だけ追って成約率を見ていない

問題: 反響数は月50件あるのに成約が1件しかない。このような場合、問題は集客ではなく、反響の質か対応プロセスにあります。質の低い反響にリソースを取られ、有望な顧客のフォローが手薄になる悪循環が生まれます。

対策: KPIツリーで「反響→商談→成約」の転換率を可視化し、どこにボトルネックがあるかを特定してください。反響数を追うだけでなく、反響元ごとの成約率を見ることが重要です。ポータルA経由の成約率が1%で、SEO経由が5%なら、投資先の見直しが必要だとわかります。

追客なしで「反響が来ない」と嘆く

問題: 実は反響は来ているのに、初回対応後に放置しているケースがあります。住宅購入は検討期間が長い買い物です。初回問い合わせで即決する顧客は少なく、「すぐ決めない顧客」を逃すことが最大の機会損失です。

対策: ステップメール・LINE・定期フォローの仕組みを構築しましょう。中長期の追客を続けることで、顧客が検討を再開したタイミングで「最初に思い出す会社」になれます。

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仲介会社のマーケティングを支えるツールとFacilo

不動産マーケティングを支えるツールはMA・SFA・CRM・追客ツールの4種類。仲介会社には不動産特有の業務フロー(物件提案・ポータル反響取り込み等)に対応した業界特化型が有効。Faciloは「仲介力強化クラウド」として反響後の顧客体験設計に特化。

自社の課題がどのステップにあるかによって、選ぶべきツールは変わります。

マーケティングツールの種類

仲介会社が使うツールは、大きく4つの種類に分かれます。

種別主な機能費用帯こんな課題に
MA(マーケティングオートメーション)メール配信・スコアリングの自動化月5〜30万円追客メールを手動で送っている
SFA(営業支援)商談管理・パイプライン可視化月1〜5万円/人商談の進捗が把握できていない
CRM(顧客管理)顧客情報の一元管理月1〜10万円顧客情報がエクセルに散在している
追客・仲介支援ツール物件提案・行動ログ・顧客対応月1〜5万円/人反響対応・追客の質を上げたい

仲介会社の場合、汎用的なMA・SFA・CRMをそのまま導入しても、不動産特有の業務フロー(物件提案・内見管理・ポータル反響の取り込み等)に対応できないことがあります。業界特化型のツールを検討する価値は高いです。

Faciloが担う「反響後」の顧客体験設計

当社サービスのため詳しく紹介しますが、Facilo(ファシロ)は「仲介力強化クラウド」として、反響後の追客・物件提案・顧客対応を支援するツールです。

  • 顧客専用マイページ: 物件情報を顧客ごとに整理して提案。顧客はいつでもマイページから物件を閲覧・比較できる
  • 閲覧ログによる検討状況の把握: どの物件をいつ・何回見ているかがわかるため、追客タイミングの判断材料の一つとして活用できる
  • 新着物件の自動通知: 条件に合う物件が出たら自動で顧客に通知。追客の工数を削減
  • 1,500店舗以上が導入。購入・売却・賃貸・事業用の4つのサービスラインを提供

Faciloは集客機能を持っていません。「反響を集める」のではなく、「反響を成約に変える」プロセスに特化しています。集客施策で獲得した反響を最大限に活かすための仕組みとして、マーケティング全体の中で活用いただけます。

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まとめ

不動産マーケティングは「集客」だけではなく、集客→反響対応→追客→成約の全体設計です。

  • 施策は自社の予算・人員・業態に合わせて選び、まず1つを3ヶ月やり切る
  • KPIツリーで成約から逆算し、ボトルネックがどこにあるかを数字で特定する
  • 集客だけでなく、反響後の対応・追客まで含めた仕組みづくりが成約率を左右する
  • 予算が増えたらポータル比率を下げ、自社の集客資産(SEO・MEO・コンテンツ)に投資を振り分ける

各施策の詳しい始め方・運用方法は不動産集客の方法と成功のコツで、反響後の対応プロセスは反響営業の全プロセスと成功のコツで解説しています。あわせてご覧ください。

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よくある質問(FAQ)

不動産マーケティングと不動産集客の違いは何ですか?

集客はマーケティングの一部です。マーケティングは集客だけでなく、反響対応・追客・成約までの全体プロセスの設計を指します。「集客を増やしても成約が増えない」という悩みは、多くの場合マーケティング全体の設計に課題があります。

マーケティングの予算はどれくらい必要ですか?

月10万円からでも始められます。ポータル最小掲載7万円+リスティング3万円+MEO(無料)の組み合わせが、最も現実的なスタートラインです。予算が増えたら、SEOやコンテンツなど中長期の施策に振り分けましょう。

仲介会社にマーケティング専任者は必要ですか?

月の反響数が50件を超えたあたりから、専任者がいたほうが効率的です。それまでは営業兼任で十分ですが、「誰が何の数字を追うか」だけは明確にしておきましょう。KPIの管理が属人化すると、改善のPDCAが回りません。

ポータルサイト以外の集客方法で効果が出やすいのは?

SEOとMEOです。どちらも無料または低コストで始められ、半年〜1年で安定した集客チャネルになります。特にMEOは「○○エリア 不動産」の検索で上位表示される可能性が高く、地域密着型の仲介会社にとって費用対効果の高い施策です。

マーケティング施策の効果測定はどうすればいいですか?

最低限、「どの経路から来た反響か」を記録することから始めてください。ポータル経由・自社HP経由・広告経由・紹介など、反響元ごとの商談化率・成約率を追えば、どの施策に投資すべきか判断できます。

SNSは不動産会社でも効果がありますか?

直接の反響獲得よりも、認知拡大と指名検索の増加に効果があります。Instagramで物件写真やエリア情報を発信し、「この会社に相談しよう」と思われる状態を作るのが狙いです。ただし、効果が見えるまでに3〜6ヶ月かかるため、他の施策と並行して取り組むのが現実的です。

追客ツールとCRMは何が違いますか?

CRMは顧客情報の一元管理が中心ですが、追客ツールは反響後の顧客対応(物件提案・フォローアップ・行動ログ分析)に特化しています。不動産仲介では、物件情報と顧客の閲覧行動を紐づけて管理できるかどうかが重要なポイントです。

小規模な仲介会社でもマーケティングは必要ですか?

むしろ小規模だからこそ重要です。大手のように広告費を潤沢に使えない分、限られた予算で最大効果を出す戦略設計が生命線になります。「まず1つの施策を3ヶ月やり切る」アプローチなら、1人でも始められます。