不動産会社のSEO対策|キーワード・ページ設計と問い合わせにつなげる進め方

営業ノウハウ

不動産のSEO対策 キーワード設計と問い合わせ獲得
目次

不動産会社のSEO対策は、自社が対応できる地域や相談内容について、検索する人が必要とする情報を用意し、自社サイトを見つけてもらいやすくする取り組みです。記事を増やすだけでなく、地域・物件・サービスのページを整理し、情報を更新し、問い合わせ後に対応できる体制まで整えます。

「不動産」という大きな言葉で全国のサイトと競う前に、自社が増やしたい相談を決めましょう。売却の相談なのか、買主の内見予約なのか、賃貸の住み替え相談なのかによって、狙うキーワードと必要なページは変わります。

この記事では、地域の不動産会社を想定し、キーワードの選び方、ページの作り分け、物件サイト特有の注意点、問い合わせにつなげる運用を説明します。

不動産会社のSEOは、何を目標にする?

SEOの目標は、自社が対応できる相談を、検索を通じて増やすことです。順位やアクセスはその途中の指標であり、営業につながる問い合わせが増えたかまで分けて確認します。

自社サイト・ポータル・広告・MEOの役割を分ける

ポータルサイトは多くの物件から条件を比較する入口、自社サイトは物件や地域の説明に加えて、自社へ相談する理由を伝える場所になります。ポータルから自社名を検索して来る人もいるため、どちらか一方だけで集客が完結するとは限りません。

検索広告は出稿条件に応じて検索結果へ広告を表示し、SEOは自然検索での発見につなげます。MEOと呼ばれる地図検索への取り組みでは、店舗情報などを整えます。検索画面で隣り合うことがあっても、管理対象や評価する数字は同じではありません。

SEOは広告のクリック課金とは異なりますが、調査・取材・制作・改修・更新には費用や社内工数がかかります。「記事を作れば無料で集客できる」と考えると、公開後の更新が止まりやすくなります。集客全体の配分は、不動産会社の集客方法と選び方も参考にしてください。

売主・買主・借主で、増やしたい相談を定める

売主であれば、売却の進め方を調べた後の査定・相談。買主であれば、地域や物件を比較した後の内見・資金計画の相談。借主であれば、入居時期や条件に合う物件についての問い合わせが考えられます。

ここで「問い合わせ件数」だけを目標にすると、商圏外の相談や自社が扱わない物件の問い合わせまで同列に数えてしまいます。担当できる地域、取扱業務、相談から先に進める条件を先に決め、集客担当と営業担当で認識をそろえましょう。

問い合わせが増えても、相談内容が個人のメールやメモに分かれていると、次の対応を決めにくくなります。FaciloのCRMでは、顧客情報と接客履歴、担当者の管理機能を紹介しています。

→ 問い合わせ後の顧客対応をまとめるCRMの機能を見る

地域と顧客の疑問からキーワードを選ぶ

キーワードは検索数の大きい順だけで選ばず、商圏・取扱業務・顧客が迷っていることを組み合わせて考えます。その検索に答えた先で、自社がどの相談を受けられるかまで説明できるテーマを優先しましょう。

商圏×業態×検討課題で候補を出す

次の表は架空の「青葉市」で営業する会社の設計例です。実在地域の検索需要や順位を示すものではありません。

対応したい相談

キーワードの例

検索する人が知りたいこと

自社で用意する情報

市内のマンション売却

青葉市 マンション 売却

どこに相談するか、進め方や費用

対応地域、相談の流れ、確認可能な取扱実績

購入する地域の比較

青葉駅 子育て 住みやすさ

通勤・生活施設・住環境が合うか

現地確認した情報と、条件による向き不向き

条件付きの賃貸探し

青葉駅 ペット可 賃貸

条件に合う募集物件があるか

現在紹介できる物件、飼育条件、確認事項

売却前の悩みの相談

住みながら マンション 売却

内見対応や引っ越しをどう進めるか

売却の順序、準備、個別相談で確認する点

広いキーワードでは知識を得たい人と物件を探す人が混在します。条件や地域を絞った言葉でも、希望する物件一覧が必要なのか、比較・解説が必要なのかを検索結果で確かめます。

上位が大手ポータルだから不可能、解説記事が少ないから需要がない、とすぐに結論を出す必要はありません。表示されているページが疑問を十分に解決しているか、自社なら追加できる情報があるかを読み取ります。検索数が少ないテーマも、対応したい相談と近ければ候補になります。

実際の相談から、検索語に表れにくい疑問を拾う

営業担当には「その説明の後に、さらに何を聞かれるか」を確認すると、記事の不足が見つかります。たとえば売却の流れだけでは、共働き世帯が内見にどう対応するかという疑問まで解決しないことがあります。

相談履歴を使うときは、氏名・住所・家族事情などを外し、一般化できる問いとして整理します。特定の顧客の相談を、本人の許可なく実在の体験談として掲載しません。営業の感覚だけで需要を決めず、検索結果や自社サイトの検索実績と照合しましょう。

お客様からよく聞かれることを振り返るには、まず接客時の質問や回答を残しておく必要があります。顧客ごとの履歴を確認できる仕組みを、相談の振り返りにも役立てられます。

→ お客様から受けた質問を記録するCRMの機能を見る

制作する前に、既存ページと担当テーマを照合する

候補ごとに「検索意図」「答える既存URL」「不足する回答」「次の行動」を一行に整理します。既存ページの補足で答えられるなら、別記事を増やすより更新が適切な場合があります。

逆に、売却相談のサービスページへ相続制度の詳細をすべて詰めると、サービスを知りたい人が必要な説明へたどり着きにくくなります。全体の案内と詳細解説を分け、互いに意味のあるリンクでつなぎます。

キーワードごとに、答えるページを決める

同じ地域の検索でも、必要なページは一種類ではありません。物件を探す人には物件を比較できるページ、手続きを知りたい人には解説、依頼先を選ぶ人にはサービスの内容を用意します。

サービス・地域・物件一覧・記事を作り分ける

検索の目的

主に答えるページ

最初に見せたい情報

次の行動

依頼できる会社を探す

サービス・店舗ページ

対応業務、商圏、進め方、相談先

条件を伝えて相談する

地域が自分に合うか知る

地域紹介ページ

生活動線、施設、利点と注意点

その地域の物件を探す

条件に合う物件を探す

地域・条件別の物件一覧

現在の募集物件、絞り込み、条件

物件詳細を比較する

特定物件を確かめる

物件詳細ページ

写真、間取り、条件、更新情報

空き状況・内見を問い合わせる

不安や手続きの疑問を解く

解説記事

結論、条件別の違い、手順、出典

関連する説明や相談先へ進む

同じキーワードをサービスページと記事に入れること自体が問題なのではありません。両方がほぼ同じ答えを返し、どちらを案内するか決まっていない状態を避けることが大切です。

地域一覧には地域を選ぶ理由、物件詳細にはその物件固有の情報を置きます。情報が少ない物件一覧を、長い一般論で埋めるだけでは、物件を比較したい人の役には立ちません。

会社探しにはサービス・店舗ページ、地域の検討には地域紹介、条件に合う物件探しには物件一覧、手続きの疑問には解説記事を用意し、目的に合う次の行動へつなぐ図。
本文の4例を図示しています。特定物件の確認には、物件詳細ページを用意します。

一つのページを、タイトル・冒頭・見出しまで落とし込む

架空の青葉市でマンション売却を扱うサービスページなら、単に「不動産売却・売却査定」と並べるより、地域と相談内容が伝わる形にします。次は編集上の作例です。

  • タイトル例:「青葉市のマンション売却相談|査定から引き渡しまでの進め方」
  • 説明文例:「青葉市でマンションの売却を検討している方へ。対応地域、査定から引き渡しまでの流れ、必要な費用と相談時の確認事項を紹介します」
  • 冒頭で答えること:どの地域・物件の相談を受け、どの段階から支援できるか
  • 主な見出し:対応地域と物件/売却の流れ/費用と準備/相談時に確認すること
  • 次の行動:所在地や売却希望時期を伝えて相談する

実際には自社が対応できる内容だけを記載し、説明文とページ本文を一致させます。タイトルや説明文を設定しても、検索結果にそのまま表示されるとは限りません。Googleのタイトルリンクとスニペットの説明も確認し、検索結果でどう伝わっているかを見直しましょう。

親記事と詳細記事を、必要な場所でつなぐ

集客全体を扱う記事を親にするなら、SEOの詳細記事ではページ設計や更新手順まで説明し、媒体の比較は要約して親へ戻します。親記事にも、SEOを実践する人が詳細へ進めるリンクを追加します。

リンク文は「こちら」だけにせず、「不動産SEOのキーワード・ページ設計」のように、移動先で分かることを示します。公開されていない記事へ先にリンクしたり、別の主題の記事を本数合わせで並べたりしないようにします。

物件詳細の次に、個別の比較を支える

公開サイトは検索する人全体に向けた入口です。問い合わせ後は、予算や希望条件に合わせて複数候補を案内し、違いを説明する必要があります。記事の整備と個別提案を分けて考えると、それぞれに必要な情報が明確になります。

物件を一つ紹介して終わるのではなく、お客様が複数の候補を見返しながら検討できる状態にしたい場合は、購入クラウドの買主専用マイページが参考になります。

→ 物件提案と検討状況を共有する仕組みを見る

不動産会社ならではの情報をコンテンツにする

地域名を差し替えた一般論より、現地や接客で確認した情報を、読者の疑問に答える形で整理することが重要です。ただし、自社にしかない情報でも、正確さや公開できる範囲の確認は必要です。

地域情報は、誰にとって何が便利かまで書く

「生活に便利」「子育てにおすすめ」といった言葉だけでは、読む人が自分に合うか判断できません。たとえば通勤を重視する人には交通手段や時間帯、買い物を重視する人には利用できる店舗や移動方法が関係します。

現地で確認した内容は確認日と範囲を残し、施設の名称・営業時間・制度などは公式情報と照合します。通学区域など変更の可能性がある情報は、自治体の確認先へ案内します。現地を訪ねていないのに「歩いて確かめた」と書かないことも基本です。

問い合わせ後に残った疑問を、改稿へ戻す

記事公開後は、その記事を読んだ人からどのような質問が来たかを振り返ります。「売却の順序は分かったが、先に住み替え先を決める場合はどうするのか」と聞かれたなら、条件別の説明が足りない可能性があります。

質問が一件あっただけで全体の需要と決めず、同じ場面が繰り返されるか、検索実績にも関連語があるかを見ます。新しい回答を追加する際は、冒頭の結論、見出し、表、相談導線のどこに入れると使いやすいかも考えましょう。

記事では解消しきれなかった相談も、次の対応者が分かる形で残したいものです。顧客情報や接客履歴をまとめる仕組みを検討する際は、FaciloのCRMの概要も確認できます。

→ 顧客対応をまとめるCRMのサービス紹介資料を請求する

AIの下書きにも、確認責任を置く

AIは構成の整理や下書きの補助に使えますが、地域の実情、法制度、料金、取扱物件の状況を無条件に保証しません。出典を開き、数字の時点・対象・条件を確認し、誰がいつ確認したかを残します。

一般的な説明を大量に作るだけでなく、営業が回答する質問、比較に使う表、現地での確認事項など、この記事を読む理由になる内容を入れます。記事数を増やすことと、顧客の疑問へ答えられる範囲を増やすことは分けて考えましょう。

物件サイトの技術面で確認したいこと

内容が整っていても、検索エンジンがページを取得できない、同じ内容のURLが大量にできる、スマートフォンで操作しづらい、といった問題があると改善が必要です。クロール・インデックス・表示順位を分けて調べ、原因に合う対処を選びます。

検索に出ないページは、取得と登録から確認する

クロールは検索エンジンがページを取得すること、インデックスは検索対象として内容が登録されることです。取得できたから必ず登録される、登録されたから希望する語で上位になる、という関係ではありません。

Google Search ConsoleのURL検査などで、対象URLが取得・登録されているか、意図しない除外や重複の扱いになっていないかを確認します。重要なページへサイト内からリンクがあり、訪問者もたどれる構造にしましょう。GoogleのSEOスターターガイドも、確認の入口になります。

絞り込みURLは、一律に公開・除外しない

エリア、価格、間取り、設備、並び順の組み合わせで、多数のURLができる物件サイトがあります。検索に出したい条件別一覧と、一時的な並べ替えなどのURLを区別し、重要なページへつながる設計にします。

robots.txtによるクロール制御、検索登録を避けるnoindex、重複ページの代表を示すcanonicalは、同じ機能ではありません。robots.txtで取得を止めると、ページ上のnoindexを読み取れなくなる場合があります。canonicalも、どんなページでも希望したURLへ必ず統一できる命令ではありません。

設定を確認する際は、Googleのrobots.txtの説明とcanonicalの指定方法で、それぞれの目的を照合します。

担当者だけで設定を足し重ねず、検索に残すURL、除外する理由、内部リンク、サイトマップを制作会社とまとめて確認してください。Googleのファセットナビゲーションの案内では、絞り込みによるURL増加とクロール管理の注意点が説明されています。

募集終了物件の扱いは、残す価値で決める

募集が終わった物件を、問い合わせ可能なまま残すことは避けます。一方、過去の掲載情報として参考になる内容があり、状態を明確に表示できるなら、保存を検討できるケースもあります。権利や広告上の確認も必要です。

移転した同じ内容のページがある場合の転送、参考情報としての維持、削除を区別します。無関係なトップページへすべて転送すると、物件を探して来た人の疑問に答えられません。終了物件から代替候補を案内するときも、条件が同じとは限らないことを伝えます。

スマートフォンで、探す・読む・問い合わせるまで試す

写真の読み込み、間取りの文字、絞り込み操作、表の横スクロール、フォームの入力を実機やブラウザーで確認します。パソコンで表示できるだけでは、スマートフォンで使いやすいとは限りません。

画像を軽くする際は、読める寸法や画質との釣り合いを取ります。速度の数字だけでなく、「物件を比較し、条件を確認して、相談を送れるか」という一連の動作を点検しましょう。

検索流入を問い合わせ、その後の対応につなげる

検索する人の疑問が解けた場所に、次の行動を用意します。ページの内容、問い合わせ先、受付後の対応がつながって初めて、検索流入を営業へ引き継げます。

ページごとに、相談する理由を示す

地域紹介なら、その地域の募集物件や条件の相談。売却の解説なら、所有物件や時期を踏まえた相談。物件詳細なら、最新の募集状況や内見の問い合わせが考えられます。どのページにも同じ案内だけを置くより、読んだ内容とのつながりを説明します。

「まず資料を見たい人」と「自分の条件で相談したい人」では、選びやすい出口も違います。クリック先がフォームなら、入力して資料を請求するのか、相談を申し込むのかをリンク文で伝えます。

問い合わせ後の提案を、次の連絡につなげる

買主から希望条件を聞いたら、候補を案内し、何を比較しているかを確認します。個別に提案した物件の閲覧状況は、次に質問する内容を考える参考になります。ただし、閲覧したという事実だけで購入意思や成約確度を断定しません。

これは、自社サイトへどこから来たかを見るアクセス解析とは別の仕事です。SEO担当が確認する流入と、営業担当が確認する提案後の行動を区別しましょう。

提案後に何を聞くか迷うときは、お客様がどの候補を見ているかも手がかりになります。購入クラウドでは、提案物件の閲覧状況を確認する機能を紹介しています。

→ 提案した物件の閲覧状況を確認する機能を見る

フォームの入力項目と、受付に必要な情報を分ける

最初から詳しい情報を求めすぎると入力負担が増えますが、情報が不足すると担当を決められない場合もあります。初回対応に必要な項目と、会話で確認できる項目を分けましょう。

たとえば、問い合わせ対象の物件・地域、相談の種類、希望する連絡方法を受付側で確認できるようにし、追加で必要な内容は担当者から聞きます。個人情報の利用目的や取扱方法も、フォームの表示と社内運用をそろえます。

受付担当と営業担当が別でも、最初に伝えられた希望や、その後の会話を確認できれば、同じ質問の繰り返しを減らす運用を考えられます。

→ 接客履歴をチームで共有するCRMの機能を見る

担当・次の予定・確認できていないことを残す

受付後には、誰が対応し、次に何を確認し、いつ連絡するかを決めます。「相談あり」とだけ残すのではなく、顧客が答えた事実と担当者の推測を分けて記録します。

流入元や受付日時を自社フォームからどのように引き継ぐかは、現在のシステムと項目の対応を確認する必要があります。ツールを入れれば、どのフォームや解析サービスとも自動連携するという前提で進めないようにしてください。顧客管理全体の選び方は、不動産CRMの機能と選定ポイントでも整理しています。

管理項目だけでなく、現場で接客履歴や担当情報をどう確認するかまで比べると、必要な仕組みを選びやすくなります。

→ 自社の顧客管理に合うか、CRMの資料を請求して確かめたい

SEOの成果は順位・流入・問い合わせを分けて測る

検索で見つかる段階と、サイト内で相談に進む段階、営業が対応する段階を別々に測ると、改善する場所が分かります。

段階

確認すること

主な確認手段

数字が弱いときに調べること

検索での表示

クエリ・ページ別の表示、クリック、掲載順位

Search Console

狙う検索、ページの登録、答える内容

訪問後の行動

対象ページへの訪問、導線の利用

GA4等の設定済み計測

内容と出口の一致、操作、計測設定

問い合わせ

相談内容、商圏、連絡できるか

フォーム受付・顧客管理

案内の約束、入力、対象顧客との一致

営業対応

初回対応、面談・内見等への進行

営業の記録

担当分担、連絡、提案内容

検索表示はSearch Console、訪問後は設定済みのGA4等、問い合わせは受付・顧客管理、営業対応は営業記録で確認する。各段階の数値は定義や計測条件が異なる。
段階ごとに確認手段を分けます。解析から顧客管理までの自動連携を示す図ではありません。

指名・非指名、ページ、期間をそろえて見る

会社名で検索した人と、地域や悩みで初めて訪問した人をまとめると、記事の役割が見えにくくなります。ページ別・検索語別で確認し、繁忙期や広告施策の影響も分けて考えます。

計測上のクリック数、セッション数、問い合わせ数は定義が違います。日付やタイムゾーン、同意状態、計測漏れなども確認せず、すべて一致するはずだと考えないことが大切です。件数が少ない段階では、一件の増減だけで成功・失敗を断定しません。

数字に応じて、改善する場所を変える

表示があってクリックが少ないなら、検索意図に対するページ内容とタイトルの伝わり方を確認します。訪問があって相談が少ないなら、必要な回答や出口、フォームを点検します。相談はあるのに内見等へ進まないなら、集客対象と営業対応の両方を振り返ります。

検索の数字を追うだけでなく、相談したお客様への対応状況も把握したい場合は、顧客管理側の機能を確認しましょう。FaciloのCRMでは顧客一覧や接客履歴を紹介しています。

→ 顧客の対応状況を把握する機能を確認する

内製・外注の費用と役割を決め、小さく改善する

SEOの費用は、依頼する範囲やサイトの状態で変わります。月額だけを比べず、何を作り、何を直し、誰が更新する費用なのかをそろえて見積もります。

項目

見積もりで確認する内容

社内で用意・判断すること

調査・設計

KW調査、既存ページ診断、制作優先度

商圏、業態、増やしたい相談

記事制作

取材、原稿、図表、確認、修正回数

現場の情報、事実確認、公開判断

技術改修

一覧・詳細・内部リンク・表示の修正範囲

システム担当との調整、影響確認

運用・分析

更新対象、報告内容、改善提案、実装範囲

受付・営業実績との照合

引き継ぎ

データ、原稿、権限、契約終了時の扱い

継続して使う資産と担当者

記事一本の料金が安くても、確認や修正が社内に集中すれば、全体の負担は小さくなりません。反対に、すべてを社内で作る場合も、営業担当が使う取材時間や更新時間を見積もります。

外注しても、相談を受ける体制は社内で決める

制作会社が記事を作ることと、届いた相談へ自社が対応することは別です。公開前に、どの業務の問い合わせを誰が受けるか、休日時の対応をどうするかまで決めます。

問い合わせの受付と、顧客を担当する営業の対応関係を整理したい場合は、顧客と担当者を紐づける機能が比較のポイントになります。

→ 顧客と担当者を紐づけるCRMの機能を見る

最初の一テーマで、制作から改善までを通す

まず既存ページの中から、実際に相談があり、自社の確認済み情報を追加できるテーマを選びます。検索意図と現状を点検し、不足する説明や導線を直し、公開後に同じ条件で数字を追います。

その結果を次のページへ反映する方が、更新や受付の体制がないまま大量制作するより、改善の理由を共有しやすくなります。SNSも併用する場合は、不動産会社のSNS集客と運用を参考に、各媒体が担う役割を分けてください。

不動産SEOのよくある質問と次の一歩

ポータルサイトが強くても取り組めますか?

取り組む余地はありますが、どの検索でも上位を取れるという意味ではありません。物件数での比較だけでなく、自社が詳しく答えられる地域・相談・条件を見つけ、既存の検索結果に不足する情報を用意します。

毎日記事を更新する必要はありますか?

毎日という頻度そのものを目標にする必要はありません。新しい疑問に答える制作と、募集状況や制度などの更新を分け、確認を伴って続けられる量を決めます。既存記事の不足を直す方が適切な場合もあります。

AI検索には、別の特別な対策が必要ですか?

Googleは、AIによる概要やAIモードへの掲載に特別な追加要件や専用の構造化データを必須としていません。読める本文、重要なページへのリンク、正確で役立つ情報などを整えることが基本です。AI機能での表示・引用は保証されず、Search Consoleではそれらの利用がWeb検索の報告に含まれます。独立したAI流入の全件を取得できた、と読み替えないようにしましょう。GoogleのAI機能に関する説明

最初に決めるのは記事の本数ではなく、「誰の、どの相談に答えるページを改善するか」です。キーワード、ページの役割、受付後の対応を一緒に設計し、公開後の実績から次の改善を決めていきましょう。

検索から届いた相談を、次の営業対応へつなぐために

SEOで接点を増やすと同時に、相談内容を誰が把握し、どう引き継ぐかも整えておきたいところです。FaciloのCRMは、不動産仲介会社の顧客情報や接客履歴をまとめて管理するためのサービスです。

  • 顧客一覧と担当者の紐づけを確認する
  • 接客の履歴をタイムラインで振り返る
  • LINE・メール・SMSなどのやりとりを確認し、担当者間で経緯を共有する

サービス全体の概要から検討する方は、紹介資料をご利用ください。

→ 顧客情報・連絡履歴をまとめるCRMの資料を請求する

現在の受付や顧客管理との組み合わせを相談したい方は、導入相談へお進みください。

→ 顧客管理ツールの導入について相談する

執筆:Facilo編集部/情報確認日:2026年10月27日