“事業用不動産仲介を次のステージへ” お客様への物件提案を、もっと丁寧に、もっと迅速に!
- 課題
- 物件の検索・準備・お届けまでに多くの時間を要し、お客様への対応が追い付かないことがあった
- 物件検索と提案はPCでの作業に限られており、移動中の対応が難しく非効率だった
- メールの容量制限から複数回に分けて送る必要があり、お客様にとっても見づらい形での提案になっていた
- 提案資料のクオリティが担当者によりばらつきがあり、お客様の好みも把握しきれていなかった
- 解決策
- 「物件共有機能」により全社の不動産情報をFacilo上で確認・検索し、そのままお客様へ物件提案が可能に
- スマートフォンでも物件提案や情報収集、顧客対応が可能に
- 「添付ファイル機能」により物件概要書だけでなく、謄本・測量図・間取り図などをまとめてお届け可能に
- お気に入り機能・検討外機能で顧客の好みを把握
- 導入の効果
- 提案までの時間が短縮し、提案数が増加。翌日内覧→即日成約の事例や、入社2年目で初の単独成約(売買代金1億円超)を実現
- 移動中やすき間時間にスマートフォンひとつで提案可能。対面・メール・マイページの3チャネルで営業できるように
- 顧客から「見やすい!素晴らしい」と高い評価。提案資料の品質が向上・統一
- お気に入り機能で顧客の本音を把握し、次の提案に繋げられるように

- 会社名:東洋不動産株式会社
- URL:https://www.toyo-re.co.jp/
- 企業規模:5拠点/289名(2026年4月1日時点)
- エリア:全国
三菱UFJ銀行の親密会社として、事業用不動産の売買仲介サービスを中心に総合的な不動産業を手掛ける東洋不動産株式会社様。事業用不動産仲介の特長である多岐にわたるお客様ニーズに合致する物件検索や、膨大な資料の送付方法、物件提案にかかる時間などに課題を感じていました。Faciloの導入により、それらの課題はどう解決されたのでしょうか。事業用不動産仲介での活用のヒントや、現場での使われ方についてお話を聞きました。お話しいただくのは、DX推進部上席部長代理の南口和輝様、東京営業第五部上席部長代理の藤代修平様、投資開発第一部主任の都築美羽様、東京営業第五部の井ノ口達也様です。
※所属や役職は取材当時(2026年4月)のものです

三菱UFJ銀行の親密会社として、全国の事業用不動産仲介を行う

──本日は、Facilo事業用クラウドについてお話を聞かせてください。まずは東洋不動産様についてご紹介いただけますか。
南口様(以下、敬称略):東洋不動産は、三菱UFJ銀行の親密会社として、銀行を利用されるお客様に対し事業用不動産の売買仲介サービスを提供しています。これまでは主に売買仲介事業を行っていましたが、数年前に投資開発部ができ、買取再販(賃貸不動産などを取得後、改修等バリューアップのうえ販売)するビジネスにも注力し、総合的に不動産業を行っています。
──東京の他にもたくさんの支社がおありになるのですね。
南口:東京本社の他に、大阪本社、京都、名古屋、九州に拠点があり、全国のお客様の不動産売買ニーズに対応しております。もともと弊社は関西が地盤の三和銀行系列だったため、2本社制にしておりますが、現在は東京の人材を強化するべく、東京にシフトしているところです。2017年に名古屋営業部、2019年に九州営業部を設けるなど、顧客のニーズに合わせ事業所も増やしております。
──本日お話を伺うみなさまの自己紹介をお願いします。
南口:入社以来、営業を9年・企画推進を4年と行き来しながらキャリアを積んできました。今回のFacilo導入と活用推進の旗振りを行いました。
藤代様(以下、敬称略):入社以来営業ひと筋で、東京で7年、福岡で4年と各地で営業に従事してきました。昨年東京に戻り、試験導入の時からFaciloを利用しています。
都築様(以下、敬称略):現在入社5年目で営業を担当しております。もともと南口と同じ営業の部署におりましたが、現在は異動して別部署に所属しております。
井ノ口様(以下、敬称略):新卒で入社し、3年目に入ったところです。入社以来東京の営業部で営業をさせていただいています。
自ら受けた提案がきっかけで導入を検討。大型導入に至るまで

──Facilo導入の経緯について教えてください。
南口:実は、数年前に自らの家探しをしている時にFaciloを使って不動産会社から提案を受けたことがきっかけでFaciloを知りました。「すごくいいな。営業で使ってみたい」と感じ、社内で共有しましたが、当時はリテール向きだという判断で導入までには至りませんでした。その後、弊社代表の宮田とFacilo COOの浅岡さんが交流の場でご一緒したのをきっかけにあらためて提案を受け、導入を検討することになりました。
はじめから全社導入するアイデアもありましたが、当時のFaciloはリテール向けの機能が中心でした。当社での実運用を考えると、時期尚早だと判断し、もともと私が所属していた東京営業第五部(藤代さん、井ノ口さんが所属)で試験導入をすることになりました。
──試験導入時の期待やご感想を教えてください。
南口:最も期待していたのは、営業効率の改善によりお客様への提案数が増えることです。弊社に期待を寄せていただいているお客様に、適切な不動産情報を迅速にお届けすることで、不動産購入の機会をより多く提供できると見込みました。実際に、2ヶ月弱の試験導入期間中に2件の成約を確認できました。
一方で、営業の事務負担が増えるという声も現場からあがりました。営業一人ひとりが物件資料をアップロードするのに時間がかかっていたのです。営業出身の私としては、営業に事務作業の負担をかけたくないという思いがありました。そこで、物件情報・資料を社内で共有できる機能をリクエストし、開発していただきました。
──リクエストをいただいてから開発が完了するまでのことをどう振り返っていらっしゃいますか。
南口:とても迅速な対応をしていただきました。心強かったのは、事業用不動産仲介ならではのニーズを仲介営業の実務経験を有するFaciloのCSの方が代弁し、Facilo社内に働きかけてくれたことです。このおかげで、要望どおりの機能開発が実現しました。
また、セールスとCSの絶妙なバランスが取れていたことも印象的でした。セールスの方の押しの強さのおかげで営業部全体の導入に至った一方で、CSの方は柔らかく丁寧に、迅速な対応をしてくださっています。Faciloの、営業、CS、開発のピントの合ったサービス提供とやりきる力のおかげでスピード感をもって導入に至りました。
物件提案の準備負担が大きく、お客様へお届けまでの時間に課題

──Faciloの導入により解決できた、事業用不動産仲介ならではの課題を教えてください。
南口:事業用不動産仲介の大きな特長は、物件の幅が広いことと、必要な資料が多いことです。特に資料の量は膨大で、対象物件固有の書類だけでなく、対象不動産周辺の地歴、開発動向、売買事例、賃貸事例など様々な情報が必要です。これまでは営業担当がそれぞれ物件資料を準備し、フォルダ整理や一つのPDFにまとめるなどしてお客様にお送りしていました。しかし、営業スタイルは人により異なるため、資料のクオリティにばらつきがあり、課題を感じていました。
また、このように物件を送るのに工数がかかると、契約業務等で多忙な時期には良い物件があってもタイムリーにお届け出来ず、営業機会そのものが失われることもしばしばでした。
井ノ口:Faciloの導入前は、一人のお客様に10件ほどの物件をご紹介するために4、5回に分けてメールをお送りしていました。メールの添付上限は8MBなので、1、2物件の図面を送ると容量がいっぱいになってしまうのです。もっと多くの物件をご紹介したいと思っていても、「2物件くらいにしておこう」と提案数を絞ってしまうこともありました。
Faciloの導入により、物件数・データ量を気にせず物件を提案することができるようになりました。マイページにどんどん資料を追加でき、スマートフォンで撮影した高画質の写真もたくさんアップできます。お客様により多くのご提案が質の高いカタチでできるようになりました。入社して以来、初めて単独で1億円以上の成約をしたのもFaciloを利用してからのことです。お客様からのリアクションもとても良く、手応えを感じています。
南口:開発していただいた物件共有機能のおかげで、提案のスピードも上がったため、アップロードされた物件を即時提案し、翌日に内覧、そのまま成約に至った事例もあります。
都築:区分マンションの仲介を担当した時のことです。これまではレインズで物件を調べてPDFを出力し、スクリーンショットを撮ってExcelに貼り付けて帯替えをし、さらに地図を別のシステムで作成して、完成した資料をストレージサービスにアップロードしてパスワードを後送する……と、いくつもの工程がありました。Faciloのおかげでこれらの作業がほぼ自動化され、段違いのスピードで提案から成約につなげることができました。
5物件ほどまとめて提案しようとすると、帯替えと地図作成だけで1時間半ほどかかることもありました。それがほぼ自動でできることで、空いた時間で周辺情報を調べるなど、より濃いご提案ができるようになりました。
南口:Faciloを導入すれば成約しやすくなるというよりも、お客様への物件提案が段違いに早くなるという印象です。提案業務はFaciloでDXが進みますが、提案後から成約まではアナログな人の価値が発揮される領域と考えており、営業担当それぞれの個別性が高いと感じています。
「『これまでPDFを全て確認するのが面倒だったけれど、これならばスマートフォンで全ての情報が見られて、物件選びも簡単。素晴らしい!』とお褒めの言葉をいただいています」(藤代様)
移動中や、すき間時間にもスマートフォンひとつで提案が可能に

──Faciloの便利さを感じるのはどんな時ですか?
藤代:移動中にもスマートフォンひとつあればお客様に物件提案が可能なことです。私と井ノ口のいる東京営業第五部は、神奈川が担当エリアであるため移動時間が長くなります。Facilo導入前は、なかなか移動中に物件情報を提供することができませんでした。Faciloの導入により、スマートフォンで物件提案をしたり、情報が確認できるようになったのは革命的でした。
井ノ口:Facilo導入以前は駅のホームでパソコンを開いていたこともありました。急ぎの対応があれば電車を一度降りて駅のベンチを探して仕事をしたり。今では移動中に周辺情報を調べたりインプットをしたりして、より濃いご提案ができるようになりました。
都築:社外から仕事をする時は、社内システムに接続するのに、パソコンを開いて、社内システムにアクセスして、と何段階かの作業があるのも手間でした。それがスマートフォンひとつでできるようになり、格段に効率が上がったと感じます。
お気に入り機能で顧客の好みを確実に把握
──事業用不動産仲介では、対面の接客を好まれるお客様も多いのではないでしょうか。Faciloをどのように活用いただいていますか?
南口:スマートフォンで確認したいお客様にはマイページを、対面営業をお好みのお客様には紙資料を、どちらもFaciloを活用してご用意しています。Faciloは紙資料の印刷にも適しているので、対面を好む顧客も多い事業用の不動産仲介に役立っています。また、対面接客を重視するお客様にも、急いで届けたい物件がある時にはマイページを活用するなどハイブリッドな使い方もしています。そうすると、オンラインでの物件確認にも自然と慣れていただけるようです。

井ノ口:「対面営業」「メール営業」「マイページ営業」の3つが実現できるのがFaciloのすごいところだなと感じています。その中でも、Faciloを活用した「マイページ営業」の強みは直接言いにくいことをお客様が言ってくださることです。対面では気を使って「この物件は好みではない」と言いにくいお客様も、ハートをつけたり検討外に入れたりするのはボタンひとつ。わかりやすいフィードバックをいただけることがお客様の本音を知るのに役立っています。
南口:お客様の好みが把握しきれないという課題が、お気に入り機能などで解決されました。これまで物件提案時の反応やメールの返ってくるスピードなどで感触をなんとなく把握していたのに比べると、お客様の好みが圧倒的に可視化されたと感じています。
「昨年度新しく導入したサービスはFaciloだけです。その後、『営業効率が上がった』『スピードが上がった』という声が現場からあがるようになったため、Faciloが事業用不動産仲介のよきビジネスパートナーなのだと実感しています」(南口様)
昨年度新しく導入した唯一のツールがFacilo。現場からは効果実感の声

──営業以外の場面でFaciloが役立っていることはありますか?
南口:マネジメントや状況の把握に役立っています。弊社ではFaciloの事務局アカウントを作成し、社長、役員、事務局のメンバーは、ダッシュボードで全ての営業担当者の提案数、成約数などがわかるようになっています。また、部長全員にはその部署のダッシュボードの閲覧権限を付与したり、ある部署ではFaciloからのメール送付時にccに部長が入る設定にしてあるため、状況把握が簡単になりました。このような営業可視化の取り組みやツールはこれまでなかったので、初めてそれが実現しました。
事務局としては、活用推進の指標にもダッシュボードを使っています。利用頻度が低い人には積極的にアプローチして活用を進めてもらうのです。今でこそFaciloをしっかり活用している藤代も、一時期は全く活用が見られなかったことも。「なぜ利用しないんですか?」と声をかけたこともありますよ。笑
また、弊社の代表は頻繁にダッシュボードをチェックして、全体の状況の把握に役立てているようです。成約した時には営業担当者に激励・御礼のメールを直接送ることもあり、Faciloをどう活用して営業しているかを確認しています。社長自らFaciloを中心とした営業スタイルの構築に向けて旗振り頂いております。
──最後に、Faciloの導入を振り返って皆様が感じていらっしゃることを教えてください。
南口:昨年度新しく導入したサービスはFaciloだけです。その後、「営業効率が上がった」「スピードが上がった」という声が現場からあがるようになったため、Faciloが事業用不動産仲介のよきビジネスパートナーなのだと実感しています。今後は、プロの不動産業者様とお取引をする戦略開発部の利用率も上げていくなど、いろいろな部門でFaciloを利用したいと考えています。
藤代:Faciloを使ったお客様から満足の声をいただけているのが、とても嬉しいです。Faciloの活用により、東京から関西の物件をご紹介し提案するなどの東西をまたいだ営業に手応えを感じているので、そのような難易度の高い営業活動をしていきたいです。
都築:私は、この4月に投資開発部に異動いたしました。これからは仲介営業の立場ではなく、自ら売買を行う立場としても新たなFacilo活用方法を考えていきたいです。
井ノ口:Faciloの導入により、力強い味方であり頼もしいツールが一つ増えた感覚があります。私の営業スタイルは、お客様とのやりとりを全てFaciloに置き換えるタイプではありませんが、他の営業方法と併せて活用することで、提案の数を増やし、良い循環を生んでいきたいと思います。実際にFaciloにより、提案の数、ひいては成約数が増えていますので、今後その数をもっと増やしていきたいです。

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